梅酒レシピ
自家製の梅酒は、お酒を変えたり、甘味を変えたりして自分好みに色々工夫できるので好き。
梅の熟成度、お酒の種類、砂糖の分量と種類などで、びっくりするくらい仕上がりが変わります。
毎年違う梅酒を漬けて楽しんでます♪
今日は初心者向けの、基本の梅酒レシピを公開しますねー。
最初はむやみに配合を変えたりせず、
この基本レシピで作ってみるのがいいと思いますよ。
<材料>
青梅・・・・・・・・・・・1kg
氷砂糖・・・・・・・・・700~800g
ホワイトリカー・・・・1.8ℓ
<下準備>
・青梅を使う場合は、2~3時間たっぷりの水に浸してアクを抜く。
・容器を煮沸消毒し、ふせて自然乾燥させた後、
清潔な布にアルコール(または焼酎)を含ませて内側を拭き、消毒しておく。
<手順>
①梅の実はていねいに洗い、清潔なタオルで水気をよくふき取っておく。
成り口のヘタの部分を楊枝で取る。(これがけっこう面倒!)
※楊枝でプスプス刺して、梅のエキスを出やすくする・・・ってレシピもありますが、
あれをやると仕上がりの梅酒が濁るのでやめた方がいいですょ。
②梅と氷砂糖を3回くらいに分けて交互に入れ、最後に焼酎を回し入れる。
③冷暗所に保存する。時々容器を回して砂糖の濃度を均一にする。
簡単でしょ?
けっこう誰でも作れちゃいます。
1ヶ月くらいから飲めますけど、風味が増してくるのは半年後くらいかな。
参考までに、梅酒に適した梅とお酒を書いておきますね。
【梅酒に適した梅】
青梅・・・さっぱり、キリッとした爽やかな飲み口に仕上がります。香り、コクともに秀逸。
やや黄色がかった熟した梅・・・まろやかで芳醇。酸味も少ない。
※梅の産地や種類も色々ですが、南高梅で漬けると、とっても綺麗なピンク色の梅酒に仕上がりますよ。
【梅酒に適した酒】
◆ホワイトリカー
アルコール度数が35%ある無味無臭の焼酎。アルコール度数が高いので、失敗することは少ないです。初心者向き。
◆本格焼酎
芋、麦、米、黒糖などがあって、それぞれに風味と香りがあるので、梅との相性を見ながら好みのものを選ぶと良いですね。個人的には米か黒糖がオススメ。アルコール度数は25%程度。
◆ブランデー、ウィスキー
豊かな香りが梅の風味と良く合い、コクのある梅酒に仕上がります。アルコール度数も40~50度と、お値段もそれなり。
◆日本酒
風味豊かな梅酒に仕上がりますが、アルコール度数が18度と低いので扱いが難しいです。上級者向きかなぁ。
【梅酒に適した砂糖】
なんといっても氷砂糖です。
氷砂糖はゆっくりと溶けるので、梅のエキスをじわじわ引き出してくれます。
風味付けに黒砂糖や、蜂蜜を加えるのもOKですが、あくまでもメインは氷砂糖にして下さいね。
あと、むやみに甘さを控えたりするのはNG!梅のエキスが十分に出ず、
ねぼけた酸っぱい味の梅酒になっちゃうので、ある程度の砂糖は必要ですよ。
慣れてくると甘さの感覚も掴めて、自分で配合を工夫できるようになるので楽しいですよ~!